BOURBON&AMERICAN WHISKEY Festival2015

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ジャパニーズウイスキーフェスティバル 2020 開催中止のお知らせ

2020年4月28日

ジャパニーズウイスキーフェスティバル実行委員会

拝啓 時下ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
 7月5日に予定していました「ジャパニーズウイスキーフェスティバル2020」は、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を鑑み、中止することといたしましたので、ここにご案内申し上げます。

 ジャパニーズウイスキーフェスティバル2020は、ジャパニーズウイスキー100周年となる2023年まで、あと3年となった本年にこれを大いに盛り上げようと企画されたものです。今年は東京オリンピックも開かれる予定であり、ジャパニーズウイスキーに世界からの注目が集まると考えられていました。
 また、2016年以降、日本ではクラフト蒸留所が次々に設立され、ニューポットや3年の熟成を迎える原酒などが一堂に会する機会として期待されておりました。ウイスキー以外にもジャパニーズクラフトジンに目を向ければ、その勃興は眼を見張るほどで、ここ数年で数多くのブランドが誕生しています。
 ジャパニーズウイスキーフェスティバルは、国内のウイスキーとスピリッツの生産者が直接消費者と交流を持ち、内外にその素晴らしさを発信するイベントとしてその準備が進められておりました。

 一方、1月に初めて日本でも感染が確認された新型コロナウイルスは世界中でその猛威をふるい、日本全国で大小のイベントがことごとく延期、中止となっていきました。運営にあたるウイスキー文化研究所は本フェスティバルを安全に開催するため、3月13日には延期を決定し、開催を当初予定していた4月12日から7月5日といたしました。
 しかしながら、日本国内の感染者数が著しく増加したことを受け、4月7日には7都府県で、4月16日には日本全国で緊急事態宣言が発令されるにいたっております。宣言の後にも、状況の分析と対応策について何度も議論を重ねてきましたが、安全な開催をお約束できないと判断し、誠に残念ではありますが、本フェスティバルを中止することを決定いたしました。

 緊急事態宣言下の東京では、5名以上の集会の自粛要請がされるなど、強い規制がかかっています。この緊急事態宣言は短くとも5月6日まで続き、その後撤回される見込みも現時点では測れません。終息の見通しの立たないこのような状況下では、正常な開催を目指すこと自体がすでにリスクをはらんでおります。出展者の方には無用の準備を強い、参加予定者には当日まで不安を抱えたままお待ちいただくこととなりかねません。また、終息後にすべての準備を始めるとしても、十分な時間はありません。

 延期決定後も変わらず参加をご予定いただいている皆様、出展希望の連絡をいただいた企業の皆様、再度スケジュール調整をしていただいたセミナー講師の皆様、ご期待に沿うことができず大変申し訳ありません。この場を借りてすべての関係者の皆様にお詫び申し上げます。
 来年以降、状況が十分に落ち着いた際には、あらためてジャパニーズウイスキーフェスティバルを企画し、盛大に開催したいと考えております。その時はどうぞよろしくお願いいたします。

敬具

 

2020年4月28日

ジャパニーズウイスキーフェスティバル実行委員会

拝啓 時下ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
 7月5日に予定していました「ジャパニーズウイスキーフェスティバル2020」は、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を鑑み、中止することといたしましたので、ここにご案内申し上げます。

 ジャパニーズウイスキーフェスティバル2020は、ジャパニーズウイスキー100周年となる2023年まで、あと3年となった本年にこれを大いに盛り上げようと企画されたものです。今年は東京オリンピックも開かれる予定であり、ジャパニーズウイスキーに世界からの注目が集まると考えられていました。
 また、2016年以降、日本ではクラフト蒸留所が次々に設立され、ニューポットや3年の熟成を迎える原酒などが一堂に会する機会として期待されておりました。ウイスキー以外にもジャパニーズクラフトジンに目を向ければ、その勃興は眼を見張るほどで、ここ数年で数多くのブランドが誕生しています。
 ジャパニーズウイスキーフェスティバルは、国内のウイスキーとスピリッツの生産者が直接消費者と交流を持ち、内外にその素晴らしさを発信するイベントとしてその準備が進められておりました。

 一方、1月に初めて日本でも感染が確認された新型コロナウイルスは世界中でその猛威をふるい、日本全国で大小のイベントがことごとく延期、中止となっていきました。運営にあたるウイスキー文化研究所は本フェスティバルを安全に開催するため、3月13日には延期を決定し、開催を当初予定していた4月12日から7月5日といたしました。
 しかしながら、日本国内の感染者数が著しく増加したことを受け、4月7日には7都府県で、4月16日には日本全国で緊急事態宣言が発令されるにいたっております。宣言の後にも、状況の分析と対応策について何度も議論を重ねてきましたが、安全な開催をお約束できないと判断し、誠に残念ではありますが、本フェスティバルを中止することを決定いたしました。

 緊急事態宣言下の東京では、5名以上の集会の自粛要請がされるなど、強い規制がかかっています。この緊急事態宣言は短くとも5月6日まで続き、その後撤回される見込みも現時点では測れません。終息の見通しの立たないこのような状況下では、正常な開催を目指すこと自体がすでにリスクをはらんでおります。出展者の方には無用の準備を強い、参加予定者には当日まで不安を抱えたままお待ちいただくこととなりかねません。また、終息後にすべての準備を始めるとしても、十分な時間はありません。

 延期決定後も変わらず参加をご予定いただいている皆様、出展希望の連絡をいただいた企業の皆様、再度スケジュール調整をしていただいたセミナー講師の皆様、ご期待に沿うことができず大変申し訳ありません。この場を借りてすべての関係者の皆様にお詫び申し上げます。
 来年以降、状況が十分に落ち着いた際には、あらためてジャパニーズウイスキーフェスティバルを企画し、盛大に開催したいと考えております。その時はどうぞよろしくお願いいたします。

敬具