◎ ディスティラリー ショコラ コレクションがついに完成!!
「 アルチザン パレ ド オール」の三枝俊介氏と土屋守のコラボレーション企画がついに完成!!
土屋守がウイスキーを選び、三枝俊介氏が厳選したカカオで創作したオリジナルショコラ「ディスティラリー ショコラ コレクション」販売決定
世界のウイスキーとショコラを合わせたらどうなるのか。
いや、世界のウイスキーをチョコレートに練りこんだらどうなるのか。
それも我が国トップクラスのショコラティエの方が、それを作ったらどうなるのか。
土屋 守
清里ウイスキーフェスティバル2019in萌木の村 実行委員長
ウイスキー文化研究所代表
ウイスキーガロア編集長
ウイスキー評論家・ジャーナリスト
――そんな発想で始まったのが、萌木の村、清里ウイスキーフェスティバル・オリジナルショコラの特別企画だった。
ウイスキーを選んだのは、清里フェスのプロデューサーでもあり、日本を代表するウイスキー評論家の土屋守。ショコラを作るのは清里に工房を構える「パレ ド オール」のショコラティエ、三枝俊介氏。
土屋が選んだウイスキーは5種類。そのラインナップと理由は。
世界5大ウイスキーの中で質・量ともに最大を誇るのがスコッチウイスキー。なかでも現在のウイスキー人気を牽引するのが個性豊かなシングルモルトである。そこで今回はスコッチのシングルモルト4種と、造りや風味がまったく異なるアメリカンのバーボンウイスキー1種の5種類を選んだ。
まず最初は、アメリカンホワイトオークのバーボン樽系のグレングラント・メジャー・リザーブ。もう1つはその対極にあるシェリー樽系のグレンファークラス105である。どちらもノンエイジのシングルモルトだが、グレングラントはアルコール度数40%のボトリングで、グレンファークラスは60%というハイアルコールだ。かたやバーボン樽系で柑橘系のフルーツ香と、穏やかな麦芽風味が特徴。かたやヨーロピアンオークのシェリー樽でレーズンやプルーンのような濃密なフルーツ香が特徴。しかも60%という強さをもつ。はたして、それがどうショコラに生かされるのか。
スコッチ・シングルモルトのもう2つはアイラモルトのアードベッグ10年と、長期熟成で桃や洋ナシ、熟したブドウやマスクメロンのような風味をまとったグレンモーレンジィ18年。アードベッグは麦芽のフェノール値55ppm超というヘビリーピーテッド麦芽を使用したスモーキーでピーティー、ヨードや潮の香を感じさせるアイラモルトの代表格。46%というボトリングだ。それに対してグレンモーレンジィは長熟ならではの、うっとりするような香味がある。それらに合わせるカカオとはどんなものなのか。その焙煎の度合いとは…。
最後がアメリカンウイスキーのI.W.ハーパー12年。ケンタッキー州のストレートバーボンウイスキーで、主原料のトウモロコシの甘さと、副原料のライ麦のスパイシーさが見事に調和している。バーボンとしては長めの12年という熟成を経た逸品で、シルクのような舌触りも持ち味のひとつ。はたしてバーボンとショコラの相性とは――
三枝 俊介 氏
ショコラティエ/
アルチザン パレ ド オール
オーナーシェフ
パレドオールでは世界中のカカオ農園から品質のよいカカオ豆を選び、カカオ本来の味わいや香り、個性にこだわって自社工房で選別。焙煎からチョコレートに仕上げるまでの全工程を手掛けています。
ショコラティエ三枝俊介氏が「これまでに出会った中で最高のカカオ」と称した、カリブ海の南端に位置するトリニダード・トバゴにある San Juan Estate GRAN COUVA Trinidad(グランクヴァ農園)のカカオ豆を使用したオリジナルブレンドを、ショコラ全 5 種に使用しています。
それをベースに、ウイスキー評論家 土屋守が選んだ各ウイスキーの香りや味との相性を見極めて、アクセントとなるチョコレートのカカオ産地やカカオ分をセレクト。それぞれの風味の違い、ウイスキーとのハーモニーを感じて頂けるコレクションに仕上がりました。
5つの蒸留所に想いを馳せ、世界のウイスキーとチョコレートが織りなす奥深い味わいをお楽しみください。
ディスティラリー ショコラ コレクションは、清里フェスティバルの「アルチザン パレ ド オール」ブースで販売いたします!※清里フェス特別販売価格 2,000円(税込)
ぜひ清里フェスティバルで本格的なショコラとウイスキーのマリアージュをお楽しみください♪
[ディスティラリー ショコラ コレクション]の内容
写真右側のショコラから
<グレングラント・メジャー・リザーブ>
柑橘系のフルーツ香や穏やかな麦芽の風味をもつバーボン樽系ウイスキー。
香りの相性を考え、インドネシア産カカオ 65%のチョコレートをアクセントにしました。やわらかな味わいが特徴です。
<グレンファークラス 105>
シェリー樽系のグレンファークラス 105 はアルコール度数 60%。
ベネズエラ産カカオ 40%のミルクチョコレートを合わせ、ウイスキーの強さや濃密なフルーツ香を引き立てました。
<グレンモーレンジィ 18 年>
桃や洋ナシ、マスクメロンのような風味をまとったウイスキーに、バニラのような香りを思わせるハイチ産カカオのビターチョコレートを加えました。長期熟成ならではの華やかな香りと余韻をお楽しみください。
<I.W ハーパー12 年>
トウモロコシの甘さと、副原料のライ麦のスパイシーさが効いているのが I.W ハーパー12 年。
クセのあるトリニダード産 ICS カカオのビターチョコレートを合わせ、甘さだけではなく味にパンチを与えました。
<アードベッグ 10 年>
ヘビリーピーテッド麦芽を使用したスモーキーでピーティーな風味のウイスキー。
マダガスカル産カカオ 40%のミルクチョコレートを組み合わせて、個性的なウイスキーの香りを
しっかりと立たせました。